沖ノ島が世界遺産に登録され、日本にまた新たな世界遺産が増えることになりました。

その登録でとても注目が集まっている沖ノ島ですが、観光なんかはできるんでしょうか?

沖ノ島のことと合わせて、アクセスの方法などについて調べてみました。

 

沖ノ島って?

まずは沖ノ島がどんなところなのかご紹介したいと思います!

面  積:0.97km²
海岸線長:約4km
最高標高:243.6m
所在海域:日本海(玄界灘)
地  域:福岡県宗像市)

 沖ノ島の歴史

 この沖ノ島は「神の島」と呼ばれ、島全体が御神体で、山の中腹には宗像大社沖津宮があり、宗像三女神の田心姫神(たごりひめのかみ)が祀られています。
また沖ノ島では縄文時代の土器なども多数見つかっていることもあり、日本の古代史においても極めて重要な島であり、「海の正倉院」と呼ばれています。大和政権成立以前から神秘的な島として豪族宗像氏によって崇められる存在でした。

世界遺産登録までの経過

2009年:「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成遺産の一つとして世界遺産暫定リストに追加。
2015年:文化庁文化審議会により2017年の審査対象として選出。
2016年:正式版推薦書がフランス・パリのユネスコ世界遺産センターに提出・受理される。
2017年:沖ノ島と構成遺産の小屋島、御門柱、天狗岩が登録されることがイコモスから勧告。
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沖ノ島へのアクセスは?

沖ノ島が世界遺産に登録されたと聞いて、「行ってみたいな。」と思われた方もいらっしゃると思います。そこで、沖の島へのアクセスを調べたところ、残念ながら一般の観光客立ち居入り禁止となっています。

 

島全体がとても神聖な神様の領域として信仰の対象となっているため、観光という目的では上陸することは許可されていないんだそうです。

少し残念な気もしますが、日本の大切な世界遺産として守っていくためには、これまでの定めを守っていく必要があるということですね。

 

この島には神職の方1人が交代で常駐し神事が行われているそうなんです。距離的には本土から船で1〜2時間という距離ですが、学術的なことや関係者を除いては上陸できないということで、なんだか近いようで遠い存在ですね。

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沖ノ島で観光はできない?

前述させていただいたように、沖の島自体に上陸できないということは、観光もできないということになります。少し残念ですが、でもどんなところなのかとても気になりますよね。

沖ノ島は島全体が神格化され、現在に至るまで女人禁制となっており、男性も禊(みそぎ)を行わなければ入島が許されません。しかも一般男性が立ち入れるのも、1年のうちにたった1日だけ。

 

沖ノ島に一般人(男性のみ)立ち入ることが出来る日があるようです。

 

それは毎年行われる、5月27日大祭の日なんだそうです。5月27日というのは日露戦争日本海海戦が開始された日で、沖ノ島の北西近海で激しい海戦が行われたことを記念して、戦没者の慰霊と平和を願った祭りが行われているそうです。

 

参加者は希望者の中から抽選約200人が選ばれ、慣例に従って全員が素裸になり海水で禊を行って初めて島に立ち入ることが許されるそうです。

沖津宮

天照大神(あまてらすおおみかみ)の御子神(みこがみ)・三柱(みはしら)の姫神様のうち長女にあたる田心姫神 (たごりひめのかみ)が祀られています。

島全体が宗像大社の境内地であるため、「沖津宮」に限らず、島から一木一草一石たりとも持ち出し不可のため、古代からの姿がそのまま残されています。また普段は立ち入りができませんが、参拝できない方のために、宗像市大島に沖津宮遙拝所(おきつみやようはいしょ)が設置されています。

御神体島として皇室・ 国家安泰の祈りが連綿と捧げられています。

一ノ岳

沖ノ島の標高は243.6mですが、その中でも一番高いのが一ノ岳です。

一の岳には灯台が立っているだけですが、急斜面にタブノキ、オオタニワタリやビロウなどの亜熱帯植物自生していて、この原生林は国の天然記念物に指定されています。

この一ノ岳は、その昔沖津宮の神官に仕えていた佐藤市五郎という人物が、この島の樹上から日本海海戦の始終を目撃していることでも知られいます。

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まとめ

・沖ノ島は島全体が神聖な扱いとなっているため、昔から女人禁制で一般人は立ち入り禁止。

・観光なども基本的にはできず、上陸も許されない。

・5月27日の大祭の日のみ抽選で選ばれた一般男性が200人が立ち入ることを許される。

 

などなど、今回は世界遺産に登録されたおきの島について調べてみました。

島に上陸したり、観光できないのは少し残念な気もします。

しかし、世界遺産ということで、日本の宝物が一つ増えたということになりますので、今回の世界遺産への登録は日本人にとってとっても誇らしい出来事となりましたね。