みなさんは樹木男症候群という病気をご存知ですか?

あまり聞き覚えのないというか、聞いたことのない病気かもしれません。

私お今までこの病気のことを知らなかったのですが、偶然この病気について紹介される番組があることを知り、とても気になったので少し調べてみることにしました。

ツリーマン症候群って?

ツリーマン症候群の正式病名は疣贅状表皮発育異常症(ゆうぜいじょうひょうひはついくいじょうしょう)、または樹木男症候群と言われています。

 

この病気は手や足などに木の皮のような疣(イボ)が生じる遺伝性の皮膚疾患のようです。ツリーマン症候群を発症するのは遺伝子異常が原因で自己免疫機能を狂わせてしまうそうです。

 

その結果、ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚細胞に侵入し、この症状を発症すると考えられているようです。

 

発症のメカニズムは解明されつつあるものの、完治させる方法や治療法はまだないようです。

 

またこのイボが太陽光は太陽光によって活性化されるようで、しかも ガン化する事が多いという特徴もあるようです。

根治方法が無い事と、太陽光によってイボがガン化する危険性から、基本的には紫外線防御に努め、悪性腫瘍は外科的に切除する必要があると言われています。

 

しかしこの病気の難点として、イボを切除したとしても年月の経過とともに、再びイボが成長してしまう事が多く、場合によってはより悪化する事もあるようです。

Sponsored Link

ツリーマン症候群を日本人が発症?

ツリーマン症候群はとても症例の少ない病気であり、世界に4人しかいないと言われています。

これまで世界で発症した事例はインドネシアバングラディシュ中国など限られた国のみで発生しているようでうです。

 

インターネットで検索すると「ツリーマン症候群 日本人 発症」というワードが現れるので、日本でも症例があるのあと思ったのですが、どうやら日本ではまだ誰も発症はしていないようです。

 

でも、今後日本で発症しないという保証もありませんし、確率はゼロとは言い切れないものであり、確率は低いかもしれませんが、誰にでもその可能性があると言ってもおかしくないことなのだど思います。

Sponsored Link

ツリーマン症候群の手術が成功

2017年01月06日 にツリーマン症候群の男性の手術が成功したという発表がありました。

手術が成功したのは、バングラデシュ人のアブル・バジャンダルさん27歳。

以前はイボが大きくなり、手や足の形も原型をとどめていなかったようですが、手術の成功により

しかしアブルさんもこれまでの一年間で少なくとも16回のイボ切除手術を行ったそうです。

引用元afpbb.ismcdn.jp
引用元afpbb.ismcdn.jp

この手術でアブルさんは手足にできた5キロものイボを除去したんだそうです。

現在のアブルさんの状態は、「ほぼ良好」な状態にあるとされていているそうです。

もしイボが再び現れなければ、バジャンダルさんは世界で初めてこの病気が治った人物になるそうです。

 

今後も再発することなく、無事に完治するればいいですね。

Sponsored Link

少女が新たにツリーマン症候群を発症

2017年3月27日にバングラデシュでツリーマン症候群を発症した少女がいるということが報じられました。

樹木男症候群という病名からもわかるように、これまで男性のツリーマン症候群の症例はありましたが、女性での発症はこれが世界で初めてとなるようです。

この少女はの名前はサハナ・カトゥンさん、まだ10歳です。

サハナさんは女性では世界で初めてツリーマン症候群と診断されたそうであり、首都ダッカのダッカ医科大学病院で1回目のイボの除去手術を受けたそうです。

 

しかしながらこれで完治するという保証はなく、今後も8回〜10回の手術が必要となってくるそうです。

 

医師らは最初の手術は成功となったようですが、父親のムハンマドさんは、症状はかえって悪化しており、娘にこれ以上の手術は受けさせたくないというコメントをされたそうです。

 

また、父親のムハンマドさんは貧しい労働者で、一人でサハナさんを育てているそうです。

 

サハナさんの治療期間中、生計を立てるのにも苦心しているといい、「(手術の間)仕事を休んで娘と一緒にいなければならなかった。まともな食事をさせる金もない。娘は私に唯一残された家族なのに、病院のベッドで悲しげに座っているのを見るのはしのびない」ともコメントされているようです。

 

父親としてなんとかしてやりたいという気持ちと、貧しさ故にどうすることもできないという苦しさが入り混じっているのが伝わってきます。

 

しかし、世界で数例しか症例がないにもかかわらず、そのうち2例がバングラデシュでの発症例というのも遺伝的な要因と何か関係があるのでしょうか?

まとめ

今回はツリーマン症候群について調べてみました。

世界でも症例数が圧倒的に少なく、明確な治療法もないこの病気。

当事者の気持ちを考えると少しでも早く治療法が見つかることを祈るばかりです。

また今まで知らなかった病気ですが、関係のないこととしてみるのではなく、こうした病気に対して少しでも理解しようとする気持ちも必要なのかもしれません。