皆さんは歯磨きが終わった後など、一日の中で歯をチェックすることってあるでしょうか。

私は今まであまり意識してなかったんですが、ある日歯磨きの後に鏡を見てふと気づいたことがあったんです。

「あれっ?なんか歯が透けている…」、「ええっ、ウソっ、うわっっ!何これ〜?って」って思わず声に出てしまいました。

というか、なぜこういった症状があるのかが分かりませんでしたが、さすがに怖くなって歯医者に行きました。

そこで言われたのが「酸蝕歯(さんしょくし)」という症状でした

酸蝕歯って?

酸蝕歯とは歯の表面のエナメル層が減り、その下の象牙質が透けて見えるようになる症状です。

この歯の表面が少しずつ溶けることを「酸蝕症」というようで、酸蝕症を起こした歯のことを酸蝕歯といいます。

これって虫歯ですか?と聞いてみると、歯医者さんは「虫歯ではないけど、虫歯の一歩手前だね。」って言ってました。

酸蝕歯の症状は?

【初期症状】

・軽度の知覚過敏(熱いものや冷たいものがしみる)

・歯の表面の部分が丸みを帯びて見え

・歯が黄ばんで見える

酸ではのエナメル層が溶けてくると、歯の表面が丸みを帯びてきます。

歯の表面全体に光沢がなかったり、なんだか黄ばんで見えるという状態は、酸蝕歯の初期状態になっている可能性ありです。

 

【進行すると…】

・重度の知覚過敏

・歯が茶色く見える

・歯に小さな凹みができる(放っておくと虫歯に…)

※歯が透けている症状が出ている段階は、すでに中期症状みたいですので、早期の治療が必要となります。

酸蝕歯になる理由

歯医者さんによると、この酸蝕歯で病院にくる患者さんは最近増えているんだとか…

酸蝕歯になる理由、それは強い酸性の食品や飲み物を口にする機会が増えているということです。

なので、毎日きちんと歯磨きをしていてもこうしたものを口にする機会が多い方口の中が酸性になり、酸蝕歯になってしまうんだそうです。

例えば、

・コーラやサイダーなどの炭酸飲料

・クエン酸やリンゴ酸が多く含まれるスポーツドリンク

・ワインや果実酎ハイなどの酸度の高いアルコール類

・柑橘類

・酢を使った食品(梅干し、黒酢ドリンクやクエン酸ドリンクなど)

・ビタミンC(ビタミンCを多く含む栄養ドリンク、サプリメント、飴など)

などなど、酸蝕歯につながる要因って身近にこんなにもたくさんあるんですね。

酸蝕歯を治すには?

残念ながら、酸蝕歯になってしまった歯はそのままにしておいても元には戻りません。

酸蝕歯を油断して私みたいに放っておくと…

・痛みが出てくる

・歯の形が変わりかみ合わせが悪くなる。

・歯の神経を損傷する可能性

など、重大な症状につながってしまうようです。

酸蝕歯かなと思ったっら、すぐに歯医者さんに行くことが大事ですね。

酸蝕歯を予防するポイント

お茶か水を飲む

酸性食品をとったら水やお茶をすぐに飲んで口の酸を流してあげるといいですね。

特に緑茶にはカテキンが含まれていて、カテキンは歯周病を抑える働きがあるので、普段飲むお茶を緑茶に変えてみるのもいいかもしれませんね。

すぐに歯磨きをしない

酸性の強い食べ物を食べた直後は歯の表面が溶けていることがあります。

なのですぐに歯磨きをすると表面が削れてしまいやすいようです。

一般的な目安は食事から30分くらい経ってからのようです。

飲み方を工夫する

酸性の強い飲み物など飲むときは、一気に口の中に含んでしまうと、酸と接する面積や時間が長くなってしまいます。

なので、少しずつ飲むことやストローを使うのも酸を直接歯に触れさせないのには有効かもしれません。

酸度の強い食品や飲み物のの摂りすぎに注意!

最近では、料理やお菓子飲み物、さらには健康志向の高まりもあって、ビタミンCを多く含むドリンクやサプリメントなどなど、酸度の高い食品は身近にたくさん溢れています。

なので、何気なく口にしているものや健康のためと思って口にしているものが、歯を溶かす原因になっている可能性もありますので、日々の食生活を振り返ってみることも大切な予防方法になります。

歯磨きで予防する

エナメルをケアする歯磨き粉があります。

フッ素配合の歯磨き粉など歯のエナメル質を強くしてくれるものを選びます。

いつも使っている歯磨粉を変えてみる。一番簡単な方法ですね。

まとめ

酸蝕歯は進むと自然には元に戻りません。

普段の生活の中ではあまり気にしないことかもしれませんが、知らない間に進行していることもありますので、日々のチェックや予防を心がけることが大切ですね。